ひねくれ

「日本人はなぜキツネに・・・」の読後感想です。
 
当ブログはちょっと長い夏休みを
頂いてしまいました。
忙しい上に色々ありまして。
 
そんな中でも何か読むべきと思い
どこかで紹介されていたこの本を
手に取ってみたのですが
本を机の上に置いたところで
開くページが重く感じられて
苦い時間を過ごしました。
 
本の要点は
「日本人は」
「キツネに」
「だまされなくなった」
という切り出しから間違っていまして
「日本人は」
「狐物語を書く作家に」
「だまされなくなった」
というのが正しかったです。
 
問題文に過不足があると
こちらは悩んでしまいます。
現世にある多くの悩みはこのような
問題の方に間違いがあることがほとんどです。
それどころか
この間違いを意図的に仕掛けることを
昭和人は悪びれもせずにやります。
 
いつだったか前にも書きましたけれど
最近もまた家の前の公園から拡声器で
「政権に反対して良い世の中を」
なんて叫ぶのがいるのですが
これではまったく
「政権に反対する=良い世の中」
だと誤解しちゃうじゃないですか。
共産党が政権を取ったらどうするんですか? 
そうなったら今度は
政権に賛成するのが良い世の中だと
間違ったことを言い出すのでしょうか。
そうでしょうね。
 
どの方も
正義という名の悪意を腹に抱えていて
それを主張するときに
「上手いこと」を言うんですね。
論理よりも「相手を騙す」ことを
大事にしてしまうんです。
これを「頭をひねる」と言います。
素直に考えないわけです。
その嘘に嘘を重ねていく世の中では
解いてあげるこちらが疲れるだけでして
もうほとほと
余計なことを言うなら黙っていてくれと
お願いしたくなります。
 
煩いのは嫌ですね。
街宣ウグイス嬢は人間のゴミです。
みんなが迷惑しているのに。
社会のせいだと言い訳をして
社会のためだと嘘をついて
実は自らやっている裏切り者がいる。
 
何が令和未来の会なんだろう。
昭和老人クラブの間違いじゃないのかな。
 
話を戻します。
「狐はなぜ日本人をだましたか」
というテーマなら良かったのでしょう。
「なぜだまされなくなったのか」
という、ひねったのタイトルに
論理のねじれが表れています。
大切なものが「なくなった」と吹聴して
世の中の変化に警鐘を鳴らす
こういうエッセイはもう古いです。
 
今の多くの人たちは
いつまでも変わらない老いた世の中に
うんざりしているんですから。


「ひねる」
意味:ふるくなること

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